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ケアマネ試験対策 復習方法

こんにちわ!

ケアマネージャーのhagiです。

 

今日はこんな方におすすめの記事です。

  1. 脳の記憶のメカニズムについて知りたい。
  2. 復習の最適なタイミングを知りたい。
  3. 復習の最適な回数を知りたい。

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試験勉強を進めていく上で覚えたことをすぐ忘れてしまうことはあると思います。膨大な試験範囲の中忘れてしまうことが多いと焦りがでてきますよね。

そんな方はもしかしたら復習のやり方を間違えている可能性があります。復習のタイミングやコツを踏まえて勉強するだけで記憶に定着しやすくなるため今回はそのやり方を書いていきたいと思います。

 

 

復習のやり方

1️⃣前提として:人間は忘れる生き物

まず前提として人間は忘れる生き物ということです。ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスが提起した理論で、時間の経過とともに記憶がどのように変化していくかを示したグラフがあります。意味を持たないアルファベットの羅列を被験者に覚えさせて、その記憶がどれくらいのスピードで忘れていくかを調べました。

そのグラフが教育現場でよく使われるエビングハウス忘却曲線です。

 

エビングハウス忘却曲線では覚えたことを下記の時間経過と共に忘れると伝えてます。

20分後には42%忘れる
1時間後には56%忘れる
9時間後には64%忘れる
1日後には67%忘れる
2日後には72%忘れる
6日後には75%忘れる
31日後には79%忘れる

※これは「意味の持たない文字を覚えた」パーセンテージであり、私たちは「意味あることを覚える」ため上記よりもう少し数値は低いと思います。

 

この結果を踏まえると1日後にはなにもしなければ約7割忘れてしまうしまうということです。驚愕ですね。「私は何で覚えられないのか」と嘆くのではなく、脳の仕組みがそうになってるから仕方ないことと前向きに捉えましょう。

では事実を踏まえて最適な復習方法を考えていきましょう。

 

2️⃣1ヵ月以内に最低3回

エビングハウスの忘却線に合わせて最適な復習のタイミングは以下の3回と言われています。

○1日以内
○1週間以内
○1か月以内

この3回を逃さず行えば短期記憶から長期記憶へ移行しやすいと研究でも分かってます。どんどん前に進み勉強したくなりますが、ここのタイミングを外さずに復習しましょう。ただそれでも時間がたてば100%記憶の想起は難しいです。

 

3️⃣1ヵ月以内に理想は4回

最低3回の復習はもちろんやってほしいのですが、記憶の定着度をより高めるならば、復習を「その日の夜」にやることも加えることです。よく「寝ている間に短期記憶から長期記憶に移行する」と言われますがこれは非常に理にかなってるのだと思います。

少しの手間にはなってしまいますが、勉強の時間を確保できる方にはぜひオススメです!

 

 

4️⃣1ヵ月以降は定期的に

復習のタイミングは最低3回、理想は4回ですが、もちろんそれでも完璧とは必ずしもいえません。そもそも論で勉強は今回紹介した「質」も大事ですが「量」ももちろん大事なのです。東大生でも覚えられないことは何十回、何百回とやります。「質」✖️「量」をこなしてライバルと差をつけていきましょう。

 

 

5️⃣まとめ

☑️最低→1日以内、1週間以内、1か月以内の最低3回復習する。

☑️理想→当日の夜・1日以内、1週間以内、1か月以内の計4回復習する。

☑️時間が許す限り繰り返し復習し反復する。

 

ケアマネ試験を頑張る方が参考にしてくれたら嬉しいです^ ^